したいことができるならどこでもよかったんだ。。。という過去のお話。(後編)

「もうやめてくれ。」

親から言われた言葉です。

就職活動は終われと。

半ば納得できなかったですが、やむ得ないな、と思いました。

お金の面倒はかけていませんでした。

バイトも複数掛け持ちして、仕送りなくなんとかやれていたのですから。

いま本職で移住定住促進のテーマに関わっていますが、青森に住む理由もそれぞれだし、離れる理由もそれぞれです。

いま思うのはまず「青森を好きになるきっかけを作ること」が大切。

裏返しですが、他県だって「○○を好きになるきっかけをどう作るか」に頑張っています。

移住を考える人は選ぶ立場。どこでもいいんです。

したいことができるか。理由があるか。そこに選ばれる存在になるかどうか。

いきなり「そうだ青森に行こう(帰ろう)」とか思わないですよね。

京都じゃあるまいし。

でも、ファンになると京都みたいになるんですよ。

観光で何度と訪れるようになり、人を自然を食を好きになり、、、

(ここで2地域居住も入るか??)

そして移住。そんな流れです。

アナウンサーでなく記者を経験して、青森県内の今でいう「地域資源」をいっぱい知ることができました。

局を辞めたあと、少しリセットして、人の縁もあり、地域のことをもっと知ろう、研究しよう、支援しよう、応援しよう、と思い今に至ります。

記者時代、青森に赴任した皆さんはほぼ全員ファンになります。

ネガティブなことも伝えるけど、良さも知っている。

リタイヤしたら、青森に住むって言う人もいますからね。

私は、出身はどこであれ、どんなきっかけであれ、あおもりファンになってくれた方を全力で応援します!

・・・勝手ながら(笑)