個人サイトを始めて、前置きが長いとのご反応をいただきました(笑)
ありがとうございます。
良しも悪しきも反応があるのはうれしいと思います。
知られてないよりは知られている方がいい。
今回も見出しにはちゃんと意味があります。
今回の「オチ」は!?
あおラジの始まり、後編です。
「kanon fm(かんのんえふえむ)って、今やってるんですか?」
私に電話がありました。
ブログを残していて、当時の運営団体(青森創造ゼミナール)の連絡先も明記していました。
ひと夏のプロジェクト、、、の「kanon fm(かんのんえふえむ)」は、「来年(2007年)もやるべ!」ということで、ブログを残していたのです。
それで電話の返しですが、「毎日やっているラジオ放送ではありません。夏とか期間限定です。」と正直に答えました。
すると先方は「それであれば、やるときにはやるんですね。」
私は「はい」と答えました。
先方は、テレビのリサーチ会社の方でした。その時点ではっきりとは言われなかったのですがテレビでラジオを素材にした企画があり、提案してOKが出たらまた連絡しますとのことでした。
ここでまた「天から」降りてきました。
OKが出たらやる!と。
私はこれに限らずですが、お仕事とかお願いごとはまず断りません。
頼まれごとは試されごと、っていう言葉もあります。あとで知りましたが、、、(苦笑)
相手の期待以上のことをして、ファンにする、お得意先にする。そんな気持ちです。
ただ今回は相手方の意向もある。うまく番組の意図にはまるか。
私も以前テレビ制作の現場にいましたから、リサーチされた段階から先の展開は読めました。
数日経ち、今度は制作会社のディレクターから電話をもらいました。
「ぜひ撮らせてほしい」と。
番組の企画は、タレントが車を運転しながらラジオを聴き、そのラジオ局にリクエストをしてそのリクエスト曲が流れている間(カーラジオでも受信できている状態)の走行キロ数を競うというものでした。
日曜夜の長寿人気バラエティ番組のワンコーナーです。
ロケ日が設定され、1日だけですがkanon fmは再開、収録されました。
そしてオンエアの日を迎え。。。
実は、青森県内のコミュニティFM局でも同じロケ日に収録をしており、「撮れ高」「面白さ」で編集されるため、我々の部分が必ずしも流れるとは限らない。なので、事前拡散はNGというお達しがありました。
オンエアの結果、、、なんと5~6分も流れてしまいました。
他に取材されたコミュニティFM局よりも長い時間放送されたのです。
当時から既に、エフエムジャイゴウェーブをはじめ県内のコミュニティFM局には知り合いも多くいました。
その放送を見て「あいつか!」
某局のお偉い方からは電話をもらい、「しっかりと国から免許を持ってやりなさい。応援するから。」と半ばお叱りと半ば激励をもらいました。
どちらかといえば「アンダーグラウンド的」にやっていたことを、しっかりと「青森市にもコミュニティFM局は必要なんだ」と表明していかなければならない。
2007年の一年間の議論を重ねて、2008年に設立したのが「あおもりラジオくらぶ(あおラジ)」です。
設立の記事はちっちゃ~くですが、地元紙に掲載されました。
応援の声もある一方で、「足引っ張り」もたくさんありました。
当時、むしろ迷惑をかけてしまった皆さんも多くいました。
ごめんなさい。
それでもついてきてくれている皆さんもいます。
感謝です。
間もなく活動は10年。
いま、コミュニティFMが青森市にあるのか?
ありません。
あおラジの始まりのきっかけの一つである番組名も伏せていますが、実はここには書けないことがいっぱいあります。
例に挙げれば、なぜ弘前市や五所川原市等にはコミュニティFM局ができて、青森市にはできないのか?
できない言い訳はしません。
でも、できることをし続けよう。
存在感のある活動を。
”足引っ張り”されるなら足を伸ばそう!
これからもあおラジは「足を伸ばし」続けます。