次の10年。

これからの内容は、私が活動するあおもりラジオくらぶ(あおラジ)のブログの内容とも連動します。

あおラジは、過去に本ブログに書き込んだように、青森市にコミュニティ放送を開局することを「目的」に設立、活動を始めました。

はじめは、青森市内のキーパーソンにお会いし開局計画のプレゼンをしたり、市民向けの講座やイベントを行ったりして来ました。

しかしその一方で、様々な「足引っ張り」も受けました。

会員や支援をしている皆様からは「本当に開局できるのか?」という厳しい声もいただきました。

その声に対する答え、そしてあおラジとしての現状です。

検討中です。

2012年にドリームプラン・プレゼンテーション青森(ドリプラ青森)の津軽大会にプレゼンターとして出場しました。

そこで、気が付いたことがあります。

コミュニティ放送は「目的」ではなく「手段」だということです。

過去に私はラジオに救われました。

それはラジオで語る人、パーソナリティ、DJ達の「言葉」に救われたのです。

器でなく、中身です。

電波で発信されるラジオは、インターネットでも聴けるようになりました。

電波も、AMの中継局や補完放送としてFMが使われるようになり、もはやAM局、FM局の区別はなくなっています。

いま地上波のラジオ局を新設する場合は、「特定地上基幹放送事業者」という位置づけになり、かつて以上に資金面、運営面でハードルの高いものになっています。

今後もこれらの情報収集を続けていきますが、中心になるのは「器」よりも「担い手」。

人づくり、まさに「DJ=Dream Jockey」達を発掘、育成していくことです。

あおラジは設立して10年です。

次の10年。

あおラジは、インターネットを活用した、市民主体の情報発信を通じて、個人・組織・地域の成長を支援していきます。

この10年で、青森県のラジオ業界は元気を盛り返したと思います。

あおラジもラジオ業界の活性化の一翼を担ってきた、、、と私は思っています。

これからもそのような存在でありたいと考えています。

一人勝ちではない。双方勝利の考え方です。

人づくり、ネットワークづくり、そして信頼づくり。

私にとって、またあおラジにとって、これからの10年です。